デッドスペースは作らない。ロフト活用術!

みなさんこんにちは!広報担当の奥本です。
秋といえばスポーツの秋、芸術の秋、睡眠の秋・・・
などなど色々ありますが、やっぱり食欲の秋!だと私は思います!
旬の食べ物をたくさん食べて、芸術も楽しむ秋にしていきたいものですね。

さて今回はロフトリノベーションについてお話していきたいと思います。
みなさんはロフトと聞くとどのような空間を想像されますか?
収納、寝室など様々な用途が考えられますが、私は狭い空間が好きなので、ロフトと聞くと秘密基地のような感じがしてワクワクします!
ロフトのない住まいでもリノベーションをすることによってロフトを作ることもできますので、ぜひ最後までお読みくださいね!

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そもそもロフトとは??

賃貸アパートなどで見かけることが多いロフトですが、建築基準法で細かなルールが定められています。
建築基準法においてロフトは「小屋裏物置等」という扱いになります。
実際は布団を敷いて寝室とすることや、収納スペースとすることができますが、定義としては物置です。
またロフトは階数にカウントされないため、法令上の制限を守りながら最大限に高さを活かした住まいにすることもできます。

具体的な高さや面積の制限は
■ロフトがある階の床面積の1/2未満であること
■ロフトの天井高が1.4m以下であること
■ロフトの下の階の天井高が2.1m以上であること

地域によっては固定階段にしてはならないなど、他にも多くの条件はありますが、この条件を満たしたものをロフトと言うことができます。
ロフトについて理解が深まったところで、ロフトでできること、メリットやデメリットについてお話していきますので、ぜひロフトリノベーションの参考にしていただけたら嬉しいです!

ロフトのメリット&デメリット

ロフトは一つのフロアの中に二つの空間を作ることができるため、平面的ではなく断面的に空間を考えることで多様な可能性が広がっていきます!

まずはメリットから!
デッドスペースになってしまっている空間を活用することができます。
例えば冷蔵庫の上など天井近くのスペースです。
利用できていないスペースにロフトを設け、寝室として寝るだけのスペースは最小にすることで、日中使う空間を最大限にすることができます。さらに子供が巣だって寝室として使わなくなった場合、そのまま収納や書斎スペースとして使えます。

次に収納面です。
ロフトを収納スペースとして利用することはもちろん、高いところにわざわざ荷物を取りに行くことがおっくうであれば、下部を収納、上部を寝室として収納スペースを確保できます!確かに取り出す機会が多いものだと毎回上がるのは大変ですよね…!
ロフトの下に寝室を設け、上に登らずに寝られる魅力も、ロフトの狭い空間で寝る魅力もそれぞれありますね!

最後にロフトの最大の特徴でありメリットとして挙げられるのは、空間を分けることができるという点です。
収納として活用する場合でも、寝室として利用する場合でも、居室と空間を分けることができるため、メリハリのある住まいとなります。

続いて、考えられるデメリットについてです。
ロフトは居室の扱いにならず、無窓居室やサービスルーム、収納といった名称になりますが、部屋を多く作ることになりますから、空調には十分な注意が必要です。
ロフト部分には空調がうまくいきわたらないこともあり、夏は湿気が多く暑く、冬は乾燥して寒くなりがちというデメリットもありますので、室内窓を取り付けるなどして工夫していきましょう!
またエアコンに関しても隠ぺい配管や、マルチエアコンの採用が必要となりますので、工事における床の解体や、エアコンの配管費用が掛かってしまう可能性もあります。

その他には、ロフトへの昇り降りが必ず発生しますので、面倒と感じてしまうかもしれません。せっかくのロフトで怪我をしてしまっては元も子もありませんから、昇りやすく降りやすい安全なはしごを設けることも大切にしていきたいですね!

考えられるメリット・デメリットは様々ですが、それを踏まえて、ぜひあなたもご自分の生活スタイルに合った利用方法を考えてみてくださいね!

ロフトリノベーションの施工事例

続いて、リノベーションでロフトを設けたキュースタジオの事例をご紹介していきます!
①素材で遊ぶ!珪藻土×塗装×木毛セメント。
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!
ロフトはこちら↓
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!

こちらのお客様は中古マンションをご購入されて、ワンストップでリノベーションまで行われました。このように元々ロフトがないマンションでもロフトを作り出すことができます!ただし、マンションの場合は天井の高さがある家でないと成り立たないので要注意です。
居室ではなくロフトを設けたことにより、開放感があり二層を楽しめる空間となりました。
またロフトに室内窓を設置することにより、ロフトの難点である換気が悪い点や、空調が効きづらいという問題を解決することもできます!
ロフトの室内窓からLDKを望むことができ、いつもと違う雰囲気を味わえますね。

②天井・タイルは白塗装。家具はオーダーのインダストリアル仕様に。
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!
ロフトはこちら↓
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!

こちらのお客様は、ご夫婦、お子様3人、愛猫4匹の大家族。
敷き布団で寝る習慣のあるご家族で、お子様の寝るスペース確保と収納力確保のためにロフトを作りました。お一人お一人の収納スペース、敷き布団をしまう大型収納場所など、5人分のお荷物をいかに収納するかが課題でしたが、1LDK+ウォークインクローゼットの間取りにロフトを作り出すことにより、解決しました。
このように限られたスペースでも、ロフトを作ることにより空間を無駄なく有効活用することができます!今回の事例のように、冷蔵庫上のデッドスペースにロフトを設け、寝室にすることもできますよ。

③お子様の成長を大切に、ご家族が一体となって楽しく暮らせるリノベーション
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!
ロフトはこちら↓
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!
デッドスペースは作らない。ロフト活用術!

こちらのお客様はご夫婦とお子様2人のご家族です。
以前は1LDK+サービスルームという間取りでしたが、リビングに隣接していたサービスルームを二つの空間に分割し、それぞれ独立したお子様部屋を創出しました。さらに独立した空間を保ちながらも、中央に二段構造の寝室を作り、上部をロフトとしています。
今回の事例のように、ロフトを間仕切りの代わりとしても活用することもできます!

最後に

50㎡2LDKに4人家族で住まわれるケースは多くあり、お部屋数が少ない中、例えばお子様を一部屋にされることや、ご夫婦の寝室をリビングへ設けるといったシーンがよく想像出来ると思います。
しかし、プライバシーが保たれない為、男女のご兄弟の方は多く苦労されるのです。
そんな中、寝る時に上半身は使わない訳ですので、その部分を工夫してロフトを造作し、お部屋を分ける事が可能となります。

部屋の用途が多く必要な中で、これからリノベーションをお考えの方は、間取りを平面的ではなく断面的に捉えることによって、生活スタイルに合った空間の新しい使い方が見えてくるかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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