リノベーション会社のスタッフが自分の住まいを購入して自分でリノベーション!【物件選び編】

リノベーション会社のスタッフが自分の住まいを購入して自分でリノベーション!【物件選び編】

こんにちは!バレッグスの山田と申します。

私は普段cue studio(キュースタジオ)でリノベーションの施工監督を担当しておりますが、
昨年マンションを購入し、自ら施工監督を行いリノベーションを実施しました。実際に住んでいるリノベーション経験者でもあります。

そんな私だからこそ、これからリノベーションを考えている方に伝えたい 3つのポイントをお伝えします。

【1.物件選びで感じたコト】
【2.商材選びのコト~実際の工事のコト】
【3.住んでみて気づいたコト】

今回は、【1.物件選びで感じたコト】についてお伝えします!

■□■リノベーション相談はこちら■□■

リノベーションの動機は、「理想的な住まいの実現」と「不動産投資」

まず、不動産を購入しよう!と考えた目的は大きく2つあります。

第一に、自分の家を自分の手で作りたい!からです。

日頃よりお客様からお仕事を頂き住まいを作る立場の人間ですが、
仕事をするなかで、自分の好きなテイストで自分の手で施工して家を作りたい!そんな単純な願望が芽生えました。(ものづくりが好きなんです!)

それを叶えるためにはDIYが可能な賃貸物件を探す手もありますが、自分の好きなテイストを制限なく実現するためには購入のほうがベターだと考えました。

第二に、不動産投資をしたかった!からです。

自分の生活スタイルが変わった際には売却や賃貸として運用することも見据え、購入を検討しておりました。
cue studioを運営するバレッグスは不動産会社のため、優秀な売買仲介スタッフ、マンション管理スタッフが揃っております。そのため、売買や賃貸運用の際も心配ありませんでした。

物件選びの難しさ

私の検索条件はこんな感じです。
・中古マンション
・東横線沿線(本社が学芸大学駅のため)
・新耐震基準のマンション(昭和56年6月1日以降に建設されているかどうか。)
・3,000万円以下

また、物件を探す際は下記のサイトを利用していました。
・SUUMO
・at home
・HOME’S
・REINS(不動産会社のみ利用できるものです。)

探し始めてまず思ったことが、
「リノベーションが済んだ状態での売り出しが非常に多い。。」という事です。

いわゆる再販物件といって、
不動産会社が物件を買い取ってリノベーションをして付加価値をつけた状態で売り出していることを指します。
多くの物件がこれに該当しました。

私は自分テイストでリノベーションしたいと考えていたので、リノベーションされていない物件を検索してみますと、該当する案件は10件以下でした、、とても少なかったです、、

ちなみに、リノベーションされていない物件は不動産会社が利用するREINS(不動産業者専用サイト)であれば売り出しに出ている場合もあります。私のように「自分好みに間取りを作りたい!」
というお客様は住宅情報サイトのみならず不動産会社に物件購入の相談に行ってみましょう。

弊社にも不動産の売買仲介を行う事業部がありますので、ぜひご利用ください!

売買事業部のWEBはこちらから


理想的な住まいの実現のため、念入りに内見を行って、
その中から東横線沿線某駅のマンションを購入することにしました。

物件を内見する際に確認したこと

通常の内見とは異なり、
リノベーションをするために必要な確認を行いました。
下記はその一例です。

・天井の造作方法
・壁の組み方
・給湯器の使用年数
・床の造作方法
・室内で段差がある場所
・ユニットバスの点検口中
・梁型の位置

確認していったところ、リノベーションするにあたりに懸念点がいくつかありました。

1)天井が躯体(コンクリートスラブ天井)なので照明の移設が不可
※移設する場合は天井を造作する必要あり。もしくは鉄管等での露出配線が必要となります。
リノベーション会社のスタッフが自分の住まいを購入して自分でリノベーション!【物件選び編】
この場合、天井を造作した際にその分天井高が下がる事がデメリットとなります。

2)ユニットバス天井裏に浴室乾燥機を入れるスペースがない!

これは浴室乾燥機をご利用検討の方には大きなマイナスポイントです。
※こちらの物件は通常の換気扇を使用しておりました。

上記のような懸念点が内見時に確認できました。
物件の構造状態によりできる工事、できない工事があるということです。

これは一般の方ですと分からないマイナスポイントであり、リノベーション内容にも大きく影響します。

例えばキッチンを移動したいとなった場合、
床の下にスペースがあればわりと楽に移動できますが、
直貼りと呼ばれる床下にスペースがない場合は段差を設けたり、配管スペースを作るため壁を厚くしたりと、容易ではない場合があります。
リノベーション会社のスタッフが自分の住まいを購入して自分でリノベーション!【物件選び編】
そうした、プロの目線で物件をみるためには、絶対にリノベーション会社の内覧同行は活用すべき!だと思います。

中にはどうしても解体してみないとわからない場所や解体してみて発覚する問題もあるのですが、壁の構造、床の組み方でご希望プランの施工可否がわかりますので是非ご利用ください。
※Cuestudioでも無料で内覧同行できますので是非ご検討ください。

Cuestudioの内覧同行依頼はこちら

【1.物件選びで感じたコト】のまとめ

1)物件選びは不動産会社にもお願いしよう!
不動産情報サイトではリノベーション済み物件が大多数です。自分好みにしたい!という方はリノベーションされていない物件がないか、不動産会社にも物件探しの相談をしてみましょう!

2)リノベーション会社の内覧同行は活用しよう!
理想的なリノベーションをするためにも、内見時に懸念点を洗い出すことが重要です。ただしその洗い出しにも専門的な知識を要します。多額の費用やエネルギーを要するリノベーションだからこそ、遠慮なくプロの意見を聞いて丁寧に進めていくことが重要です。

というところで、本日はここまでです。

次回は
【商材選びのコト~実際の工事のコト】についてお伝えします!


キュースタジオ
サービス一覧

Reform/Renovation

リフォーム・リノベーション

中古マンション、戸建住宅などのリフォーム・リノベーションで、オリジナルな空間をデザインします。

One stop

物件購入+リノベーション

One stop

中古物件探しからのリノベーションのほか、ローンシミュレーションや住み替えの際の売却など不動産資産サポートもご提案します。

Store/Office

店舗・オフィスデザイン

業種やブランドイメージ、利用目的に合わせた商業空間、店舗等をリノベーションします。

CATEGORY

Recommend

他にもこんな記事あります。

ページのトップへ
<サイドバー表記>