仕事も通園も近い距離。クリエイティブな夫婦がつくる子育てリノベハウス


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職場も保育園も近い距離。クリエイティブな夫婦がつくる子育てハウス

東京都文京区大塚/1997年2月築/RC造マンション/55.00㎡/2LDK+専用庭

あちこちに情緒溢れる急な坂や階段が多く、東京23区でも古い建物が多く残る街並みの文京区。決して利便性がいいとは言えないけれど、神社やお寺を気軽に巡ることもでき、「歩けること」そのものが魅力となっていることで、昨今のタワーマンションのような常に脚光を浴びるような街とは一線を画す形で、今また再評価が成されているエリアです。今回のお施主様も文京区の風景やカルチャーを愛し、坂道が好きで、神社が好きで、猫が好きで、子育てや職場のアクセス性に相応しいこの地を選び、Cuestudioが行ったオープンルームに足を運んだことがきっかけとなって、家族のためのリノベーション住まいを手に入れました。

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DSC_1299_00026★+▲ 豊島区池袋周辺の高層ビル郡を背景に走る「都電荒川線」。雑司が谷周辺は特に、著名な神社・寺なども多く、懐かしさと新しさの同居する独特の街並みが広がっている。

┃お子様が玩具の鉄道レールを広げ、デザイナーのご夫婦が仕事や趣味に打ち込める家。

Cue:まずはリノベーションをしようと思ったきっかけからお伺いしていきたいと思うのですが、文京区というとCuestudioのある目黒区とはずい分距離がありますよね。

S様:はい。実は目黒区は独身時代にずっと住んでいた場所なので、馴染みがありました。バレッグスの各店舗(Cuestudioの母体であり不動産を取り扱う)もどこにあるかとかも大体知っているくらいでしたし。

Cue:なるほど。かなり熟知されていたわけですね。目黒でのマンション購入も検討されていたんですか?

S様:個人的には好きな街だし思い入れもある土地なので。でも、家族や仕事を考えると現実的ではありませんでした。

Cue:現在は文京区に住まわれて永いのですか?

S様:そうですね。ここの一つ前は白山にある新築の賃貸マンションに住んでいました。間取りは2DKでしたね。そこで結婚・子育てをしながら、大体5年くらい住みました。

Cue:新築の2DKというと、そこまで大きな不便さはなさそう……。

S様:そうですね。不便さはそんなにありませんでしたよ。ただ、元々リビングが狭いのと収納が少ないという点がありました。それで、リビングに置いた書棚で窓のひとつが塞がりかけていたり、生活に合っていない歪みたいなものが少しずつ生じてはいて。さらに、子どもが玩具の鉄道レールを思うように広げられないで遊んでいるところを見て、もっと大きなリビングがあればなという気持ちがどんどん強くなっていきました。

DSC_1233_00079+ (1)▲ ご夫婦でエディトリアルデザイナーのS様。

Cue:ひとまわり大きい賃貸という手段は考えなかったのですか?

S様:いやそこはもう考えなかったですね。40歳手前だったので、年齢的にローンを組むなら今のうちだという。それでマンションを探すようになったんです。ですが半年くらいいろいろと見てまわりましたが、自分たちの生活スタイルに合いそうもない物件ばかりでした。

Cue:どういった点が合わなかったのでしょうか?

S様:職場が近くにあるのと、子供の保育園をなるべくなら変えたくないという考えがあったので、やはり文京区から離れず探そうということになっていたんです。それでエリアを絞って探すのですが、私と妻の仕事柄、資料として雑誌や書籍などを置くための大量のスペースが必要になるんですよ。そういう目的に適した物件は、当然かもしれませんが、中々見つからないですよね。リノベーションの情報や写真なども常に目に入ってくるので、既存の物件を探し続けるよりも、自分たちの暮らしにあった家をカスタマイズしたほうがメリットがあるだろうと感じていました。

Cue:なるほど。職場へのアクセス性・お仕事のスタイル・お子様の通園エリアを考えると、自然と“中古マンションを買ってリノベーション”という選択肢になっていったというわけですね。

S様:はい。そこで具体的にリノベーション会社を調べ始めたんですが、幾つか調べているうち、ちょうどその頃Cuestudioさんのリノベーション完成見学会が自由が丘のほうでやっている情報に行き当たったんですよね。で、目黒方面には馴染みもあるし、じゃあ行ってみようかということで子どもも連れて3人で伺ったのが始まりですね。

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DSC_1262_00108+▲ 仕事以外でも「雑誌集め」が趣味とのことで、書斎に造作した棚には、これまで収集した旅行やスポーツ、インテリア、カルチャーなど、様々なジャンルのものが並んでいる。

Cue:とにかく明るいお子様だったのを憶えています。リビングやバルコニーを駆け回る元気な姿が印象的でした。

S様:置いてあったおもちゃを振り回してしまったり(笑)。とにかく、その際に担当の方にじっくり話を聞いてもらいました。それから連絡をやりとりさせていただくようになって。そろそろ依頼先を決めようかという話を妻にしたとき「(Cuestudioに)お願いしよっか」「そうだね」と自然な感じで決まりましたね。

Cue:他のリノベーション会社さんとコンタクトは取っていなかったのですか?

A様:取っていましたよ。それこそ有名なリノベーション会社さんとか、家から近い距離にある工務店さんとか。でもスピード感がちょっとイメージしていたものと違っていて。オープンルームで実際に施工したお部屋に訪れたというのもありますが、Cuestudioさんは担当者さんが本当に細かいところまで聞いてくれて、しかもまめにやりとりしてくれる方だったので、すごく安心できたんです。

┃室内窓・自転車の壁掛け・モルタルの洗面。雑誌の切り抜きで貯めていたお施主様の“やりたいこと”

 Cue:それでは次に内装のお話を伺いたいと思います。購入した中古マンションをリノベーションをしていくわけですが、ポイントはどんなところでしたか?

S様:先ほども話に出ましたが、まず子供が玩具を広げられるようなゆったりしたリビングがあること。雑誌をたくさん収納できること。私は自転車も趣味なので、室内に自転車を置けること。プランを考え始めた当初、一番のこだわりはキッチンを新しいものに変えることでしたが、打合せを重ねていくうちにあきらめました。その代わり、キッチン戸棚は全て変えて、全体と統一感が出るよう色味を揃えました。

Cue:こだわりだったキッチンをあきらめたのにはどんな理由があったのですか?

S様:そこはシンプルに予算の問題でしたね。ただまあキッチンの状態は良かったので、その分、他のところにコストを振り分けていこうと考えるようになりました。

Cue:リビングと書斎との壁にある室内窓も特徴的ですね。

S様:リビング側から見ると、壁のグリーンが見えるところが気に入っています。デスクに座って仕事をしていてもリビングの様子が分かるので、以前より家族の距離感が近くなったような気がしますね。

Cue:やりたいことがとても明確にあったのですね。家具との統一感もものすごくバランスが良く感じます。

S様:他の方とはリノベーションの進め方が違うかもしれませんが、私の場合、雑誌の切り抜きを持っていって、打合せの中で「できる/できない」を取捨選択していきました。これまで自分が見てきたものや取り入れたいと思って貯めていたアイディアが基本となっているので、前の家で使っていた家具も予想以上に馴染みますし、追加する家具も買いやすいですね。そういう意味では、統一感はよく出せていると思います。そのほかの本棚や自転車を玄関の壁にかけるアイディアだったりとかも含めて、打合せをしていく中でいろいろアドバイスをもらいながら決めていくことができたので、どれもたいへん満足しています。

DSC_1226_00072+ ▲ 合板仕上げの玄関。壁かけになった愛車の『PEUGEOT(プジョー)』。玄関の邪魔にならず、インテリア性も十分。 DSC_1210_00056+ ▲ モルタル&洗面シンクは奥様のこだわりポイント。現在は小物を置ける壁の造作棚を検討しているそう。 DSC_1184_00030+ ▲ LDKではよくお子様がおもちゃの鉄道レールを広げて遊んでいるそう。仕事をしながらでも家族の存在を感じることができる。
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┃以前の住まいでは実現できなかった光や風通しを感じられる住まいにして正解だったと思います

Cue:実際に暮らしてみて生活や習慣など、変化はありますか?

S様:やっぱり家にいる時間が長くなりましたね。家具などまだ揃っていない部分が多くあるんですが、家具を置けること自体が以前のお部屋ではあまり出来なかったことなので。ゆったりとした気持ちで生活することができて、家族で過ごす時間がより増えているように思います。

Cue:新しい住まいになって、お子様も玩具をたくさん広げられるようになって喜ばれているのではないでしょうか?

S様:それが実は……。私も喜んでくれると思っていたんですよね。

Cue:えっと、違うんですか?

S様:それが最初は怖がってばかりだったんです(笑)。

Cue:こんなに明るくて気持ちの良い家なのに!?

S様:いえいえ。怖がったのは初めての引越しに対してですね。新しい家に慣れていないせいで、最初のうちはトイレやお風呂など、どこにいくにも怖がっていました。でも今はもうすっかり慣れてふつうに過ごしていますけれど。

Cue:そういう意味でしたか(笑)。室内窓や採光性などを重視したのは幸いだったかもしれませんね。

S様:そうですね。もっと暗い部屋だったら、もっと怖がられていたかもしれない(笑)。1Fのため専用庭もしっかりあるし、以前の住まいでは実現できなかった光や風通しを感じられる住まいにして正解だったと思います。

 

DSC_1247_00093+ (2)   DSC_1237_00083+ ▲ 専用庭は程よいサイズ感で、手入れもしやすい。室内にも自然な光が溢れる。  

Cue:それでは最後に、これからのことをお聞きしたいと思います。

S様:とにかく、新しい住まいになってとても満足しています。点数をつけると90点くらい。子供が小学校に上がる頃には、現在書斎として使っている部屋を子供部屋にするつもりです。子供が大きくなって家を出て行くようになるくらいまでは、ここに住むつもりでいます。その時はここを売って、もう少し狭い部屋に住み替えるなども考えてはいますが、まだ大分先の話なので。あ、あと住んでみて収納がまだまだ足りないと感じることが多々あったので、年明けくらいにまた追加工事をお願いしようと思っています!

Cue:ありがとうございます!どんな追加工事をイメージをされていますか?

S様:まず本棚の造作ですね(笑)。今回テレビボードも造作していただいていますが、同じものを上部にもうひとつ追加して、そこを本棚として使えたらと思っています。あとサニタリーに小物が置けるようなちょとした小棚をつけられたらいいかな。

Cue:分かりました。まだ少し先ですので、新しいご要望がでてきたらいつでもご相談ください!

インタビュアー/写真撮影:高崎亮太

《DATA》
マンションS様邸

物件:中古マンション購入+リノベーション

所在:東京都文京区大塚

築年数:1997年2月

構造:RC造4階建

占有面積:55.00㎡

リノベーション完了:2017年5月

物件購入費:約3,980万円

総工事費:約436万円

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