リノベーション施工事例 Case Study

親子で住みつなぐ。使う人を選ばない小上がりのある和モダンな家

東京都世田谷区桜丘 A様邸 マンションリノベーション・リフォーム

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モダン和室とワイドキッチンカウンターが中心の3LDK

お施主様のA様ご家族が、親御様の近くで暮らしたいという願いからリノベーションを行った3LDKマンションリノベーションです。
エリアは世田谷区のほぼ中央に位置する閑静な住宅街。近隣周辺は緑が生い茂り、長年暮らしてきたA様ご夫婦とお子様にとって、とても住み心地のよい場所でした。
「そろそろ高齢になってきた親ともっと近くに暮らせたらというのがあって。でもここを離れて一から土地やマンションを探すとか、そういうイメージはなかったですね。仕事や子どもの学校もあるし、何よりこの辺りの環境の良さは知っていましたから。だから中古物件購入+リノベーションという選択肢は都合が好かったんです」。
住み慣れた環境であることが重要だったと仰るA様。けれどバリアフリー的要素のみプラスされた“簡易リフォーム”にするつもりもなかったとも。「親はもちろん、こどもや私たち、みんなが良いと思える家にしたかった」。そんなテーマの下、どうしたら皆が満足して暮らせる家にできるかというところから計画が始まっていきました。
そうしてイメージを共有しながらプランを固めていった結果、部屋の中心となるLDKにモダン和室と団欒スペースとしてのワイド対面キッチンを設け、その他各所ではボリュームや機能性をプラスしていくプランが生まれました。

使う人を選ばない家。「みんなの暮らし」をデザインに落とし込んだユニバーサルな住まいへ

まず、キッチンは壁付けからカウンタータイプへ変更し、w2770のワイドキッチンをぐるりと囲むようにカウンターを設け、会話を楽しみながら調理ができる中心的なスペースをつくりました。
リビングの天井梁には造作を施し、そこに当てた間接照明が、空間の奥行きとやわらかさを演出。フローリングはブラックチェリー材でカウンターや障子との調和をとりつつ、リビング一部に床暖房が設置してあるため、より過ごしやすい憩いの場となっています。
「来客があったときに出迎えられる客間が欲しい」というご要望から、リビングに接した一室を、琉球畳を用いた5.4帖の和室に変更。収納にフロートタイプを用い、ここにも間接照明が設けられ、和の魅力を引き出すような程よい明るさと暗さが感じられる設計が成されています。L字型の開口部には細かい格子幅が特徴的な障子をオーダー。繊細な印象を与えてくれ、開け閉めのたび、光が透ける表情の変化を楽しむことができます。
バスルームは親御様が使いやすいよう、イスとしても利用できるような、使い勝手を考えたバスルームへ変更しました。
トイレの広さを活かしてほしいとのご要望にお応えし、手洗い機を新たに付与。まだ小さいお子様の教育面も考えた仕様になっています。
キッチン、廊下の両方向から回遊できるサニタリーは、広さも十分。収納スペースとしても使えるように、ボックスキャビネット、タオルウォーマーを設置し、機能的な要素を持たせました。床をキッチンと同じタイル仕上げにすることで、つながりを感じられる工夫もされています。
間取り変更については「その必要がなかった」と言います。「もともとの間取りが好かったので、そのままで問題ありませんでした。大掛かりなことをしなくても、十分自分たちらしい家をつくることができると思います」。
壁位置の変更やフルスケルトンをすればコストもかかります。その分、設備や機能にコストをかけることで暮らし方に合った住まいを手に入れたお施主様。
「そういうコントロールが効くのも非常に助かった点です。でも自由が効く分、目的や工事の質や金額など、ひとつひとつを自分たちでしっかり把握していかないと見失ってしまうので、そこはかなり気をつけました。機会があれば、今回の経験を次はもっと活かしたいですね」とリノベの今後に想いを膨らませつつ、コスト、立地、機能性と、すべてをプランに落とし込むことで生まれた、使う人を選ばない住まいでの暮らしのスタートです。

Before

施工前画像

Underconstruction

施工中画像

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Cuestudioが選ばれる理由

図面・概要

物件名

SマンションA様邸

所在地

東京都世田谷区桜丘

構造

RC造マンション地上4階地下1階建

築年月

2000年3月

専有面積

84.08㎡

家族構成

夫婦+子供2人

施工費用

1,300万円台

Before

施工前プラン
After

施工後プラン

この住まいを担当したスタッフ

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