店舗デザイン/リノベーション施工事例 Case Study

sumika アンティーク家具×ナチュラル素材のアットホームなヘアサロン

東京都中野区 美容室「ヘアサロンsumika」 店舗デザイン

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キッズルームのある居心地のいいサロン空間

今春、東京・中野区に新しくオープンした美容室「sumika」さま。
2018年1月に完成したばかり、中野通りに面したビル1階といった好条件での開店となり、「お子様連れのお母様でも家族みんなでも気軽に入れる、居心地の良いサロン空間にしたかったんです」というオーナー様の理想をもとに、若い世代からご近所に住む主婦、お年寄りまで、幅広い世代が入りやすいアットホームな空間を形にしていきました。

中間領域を作り、店内への入りやすさを良くする事への視線や空間づくりの配慮

外部と内部とを、一度仕切る形で一枚の木の壁を建て、縁側のようなベンチや土間などの外部の要素を取り入れた待合い室を設置。
そうすることで外と中の中間の領域が生まれ、自然と入りやすい空間になっています。
壁も所々に四角くくり抜くことで、中が見えるようで見えない、外部⇔内部双方の視線を和らげる効果を持たせています。さらに中でカットしているお母さんがキッズルームを常に見渡せるように、座った時に目線が通るようにも。
壁の外側の中間領域に設置したベンチには一体化したキッズルームが設けてあり、仕切りの柵を軽快に作ることで待合い空間がより広く感じられるようになっています。

お客様の動線計画・居心地の良さや楽しさ

「美容師を始めた頃からの夢だった」という想いが募り、完成した空間に、「とても満足しています。空調設備やライティング、カラーがついても跡に残らない壁やタイルなど、働きやすい空間です」とオーナー様。その他、お気に入りを伺うと、「ライティングレールは重宝しています。植栽もかけることができ、より温かみのある空間になります」と言います。

空間構成は待合室&キッズルーム、カットスペース6席、シャンプースペース2席の三つのゾーンに分けられ、それぞれに土間、フローリング、ラワン合板と素材に違いを持たせています。
奥のシャンプー台は、色の濃いラワンの風合いを楽しみながら寛げる寝室のような空間。
壁を欠きこんだような鏡は、家の中から窓や扉のように見え、空間の広がりを感じられる空間。
場所それぞれの役割にあったテクスチャーや光(照明や自然光)を感じ、楽しめる要素がところどころに散りばめられています。
アンティーク調の受付カウンターは、お客様の店への入りやすさだけでなく、スタッフがキッズルームとカットスペースそれぞれの様子が分かるように、位置や向きにも配慮しています。
街を歩いてる人が窓の奥にある壁に飾られたアンティークの家具、おもちゃ、照明、ヘアケア製品などを見て、興味を持ってもらえるように、ファサードや内装はできるだけシンプルにした空間となっています。

企画・設計:香山愛理/ 株式会社エアリアル Aerial Associates
      藤本亜季子/亜季設計室
店舗:sumika Hair Salon
https://sumika-beauty.com

Before

施工前画像

Underconstruction

施工中画像

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Cuestudioが選ばれる理由

図面・概要

物件名

美容室/ヘアサロン『sumika』

所在地

東京都中野区中央5-40-17ツカサドルフィン1F

構造

RC造10階建1階部分

築年月

2018年1月

専有面積

61.70㎡

施工費用

900万円台(設計費含まず)

リノベーション間取りプラン

この住まいを担当したスタッフ

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