そうだ、あの人に住まいのコトバを聞こう。

対談インタビュー 『住まコト』 Vol.1 藤田雄介さん


リノベーション対談001photo

Vol.01

藤田雄介さん

キャンプデザイン株式会社 代表

リノベーション住宅で「多様性」を。“オリジナリティ”と“普及化”をプランに落とし込んだ二人の考えるリノベの未来。

Cuestudio×Campdesign コラボパッケージリノベーション始動 特別対談


今回対談するのはCuestudio澤田と、注目若手建築家の一人であり、建築デザイン事務所Campdesignを主催する藤田雄介さんのお二人。コラボ企画としてパッケージリノベーションのサービスを8月にローンチしたことにくわえ、昨年両者が設計・施工を行ったマンション住宅が雑誌「新建築」に取り上げられ掲載されるなどを踏まえ、プライベートでも親交の深いというお二人に、リノベーションのこと、未来の住宅事情のこと、ケンチク業界のこと、さまざまなテーマで語っていただきました。

1 コラボリノベーションのきっかけは?

―今回のコラボパッケージリノベーションに先駆ける形で、まず戸建て新築住宅と、それからマンションリノベーションの2つをCuestudio・Campdesign共同で行っています。そこに至った経緯から教えてください。

藤田さん:まず去年に横浜で注文住宅のプロジェクトのお話があって、それが比較的凝った内容というか、建売住宅に見られるような“ふつうの一軒家”とはちがうものだったので、そういったものをしっかり施工できる会社はないか探していました。
もちろん今までもさまざまなパートナーと建ててきてはいましたけれど、おさまりもそうですし、こちらの設計した意図を汲んでくれるパートナー探しは常に考えていたんです。
そんなときに、共通の知人から、大悟くんの話を聞いて、Cuestudioはリノベも注文住宅もやってるよと。これはという風に思いました。

澤田:うちには大ベテランの施工管理がいるよっていう話をして。藤田くん特有の設計プランを、現場の大工さんにしっかり伝えていけるっていうところも含めて。

藤田さん:僕らの考えるデザインのポイントみたいなものが、図面だけでは上手く意思疎通し切れなくてヤキモキすることってときどきあるんですよ。戸建てをやって、とても手応えがあったので、三軒茶屋のマンションリノベーションでもじゃあ一緒にやろうかという風になりました。自然な流れでしたね。

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―なるほど。それが「新建築」に取り上げられた事例ですね。

藤田さん:はい。今回のコラボパッケージリノベーションの雛形にもなっています。

澤田:おさまりがわかっているかいないかで、大分変わるからね。その人の癖というか。

藤田さん:うん。それは僕だけの話じゃなくて、建築家それぞれに個性があって、理想とする家のイメージもちがうから。例えば、僕の場合建具を設計の重要な要素にして、さらに「戸戸」という建具専門のネットストアをしていることは、家をつくる上でひとつの特徴になっているのかな。

―「戸戸」は横浜の注文戸建て、三軒茶屋のマンションリノベ、どちらでも取り入れていますよね。引き戸やドアノブなど、オリジナリティに溢れ、洗練されたフォルムなんですが、どこか昔懐かしい「日本の木造建築」というようなあったかさを感じます。

藤田さん:ええ。僕たちがデザインしている建具は木製建具が多いですが、実際にはコストや加工のしやすさから木を使っています。ただ、あまりノスタルジックなものにしたくないので、一般的な木製建具ではないような細く端正なデザインを心がけています。それによって和風すぎない、工業製品のような雰囲気も持った建具になっています。

DSC_0351_00054+ ▲ 三軒茶屋マンションリノベーション 竣工間もない完成見学会の様子。建築家やリノベーション会社などたくさんの関係者が訪れた。

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